01月18日 18時40分
運転開始から40年が超えた関西電力の美浜原子力発電所3号機は、定期検査に伴って約3か月にわたり運転を停止していましたが、18日に原子炉を起動して運転が再開しました。県内で稼働する原発は、これで6基となります。
法律で定められた運転期間の原則40年を超えて再稼働した関西電力の美浜原発3号機は、去年10月から定期検査に入っていて、約3か月にわたって運転を停止していました。
関西電力によりますと、今後、原子炉を稼働させた状態での最終段階の検査に入るため、18日午後1時、核分裂反応を抑えている制御棒を引き抜いて原子炉を起動させたということです。
作業が順調に進めば、19日には、核分裂反応が連続する「臨界状態」に到達し、20日には、発電と送電が始まる見込みです。
18日午後5時の時点で、トラブルは確認されていないということです。
美浜原発3号機の運転再開で、県内で稼働する原発は、大飯原発3号機と4号機、高浜原発1号機と2号機、3号機とあわせて6基となります。
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